消防用設備等設置届出書は、建物に義務付けられた消防用設備(消火器、自動火災報知設備、誘導灯など)の設置工事が完了した際、その旨を消防署長に報告するための書類です。
この届出に基づき、消防吏員が現地で「設置検査」を行い、設備が法令の基準通りに作動するかを確認します。
1. 提出が必要なケース
・新築時:建物全体の消防設備が完成したとき。
・増改築・テナント入居時:設備の増設や移設、間仕切り変更に伴うヘッドの増設などを行ったとき。
・設備更新時: 既存の設備を新しいものに取り替えたとき。
2. 提出期限と提出先
・提出期限:工事完了の日から4日以内
・提出先:建物がある場所を管轄する消防署
3. 主な添付書類
・消防用設備等試験結果報告書:設置した設備が正常に作動するかを点検した記録
・図面等:平面図、立面図、配線図、設備の仕様書など
※着工届の内容から変更がない場合は、一部書類の省略が可能な自治体もあります。
4. 罰則について
この届出を怠ったり、虚偽の届出を行ったりした場合は、消防法に基づき30万円以下の罰金または拘留に処される可能性があります。
※届出の様式は、各自治体の消防局のホームページから入手できます。通常、正副2部の提出が求められます。
